昨夜は「明大前フォーク集会」vol.76。
ステージから見る客席風景。
これがホームグランドって事なんだなぁー。
正直な自分でいられる。
お客様には申し訳ないけど、肩の力は抜けっぱなし。
上手くやろうなんて気持ちはどこにもない。
「今日の気分はこんな感じ、これってどうかなぁー?」みたいな感じでステージに立ってる。

この感覚は他のライブではてに入らない。
正直な自分。今日はダメなんだよー。心ズタズタで。。そんな時もそのままの自分でライブ。

正直な自分でいられるその瞬間。これは本当に幸せな時間。
暮らしていても、ここまで正直な自分でいられることはない。
ダメダメでいられる。そんな自分を責めることもない。

ほんとは、これじゃいけない。そう思うけど。
どこかで、「許してね」と願う。
次は、明日からは、またしっかり立つからね。
そう思う。

やっぱりあの場所、あの空間に漂う空気。
僕にとってのホームです。

住みかを無くした人。確かなホームを持てないまま、今をいきる人。帰れる場所。。
それは土地だけじゃない。
ちゃんと心が帰れる場所の話なのだと思う。

音楽や舞台や絵画。。
現実的には何の役にもたってなさそうなそんな物も誰かの帰れる場所になっていると思う。思いたい。

やる側はいつも、そうありたいが故に、いつもそんな場所を探す心を持ってたいと思う。