2018年1月23日ポップコーンOGsワンマンライブ。
前日の大雪の影響もまだまだ残るこんな日にも関わらず多くの人が集まってくれました。こんなに嬉しい事はないです。
当日には間に合わないかもと言われていたライブ盤CDも到着。
何時も何時もギリギリまで気をヤキモキしながらのライブです。
思えばファーストライブ。忘れもしない。2011年3月12日。前日のリハーサル時にあの大地震。何時もなら15分の道のりを3時間近くかけて帰宅した。
家に一人残してたジョット君。怯えた彼の目も忘れられない。
翌日の12日。中止にするか、そのままライブをやるか。劇場とメンバーで話し合った。
ライブ決行を12日の昼過ぎに決断。
それに対するバッシングの数々。
直接僕に来るなら説明もできるが、OGsがお世話になってる他の団体に「止めさせろ!」のメールが来てること。
劇場へ「非常識だ!」「被害を受けてる日との事を考えろ!」メールがどんどん入ってきた。
僕らはこのまま、ステージに立てるのか。自然と何故か涙がこぼれ、責任に足が震える。
「もし、ライブがあると信じてこの場所に来てくれた人がいて、中止のお知らせをみたら、その人はどんな気持ちだろうね。」「何もできないけど、ここにいることが僕らのやるべき事なんじゃないかな」「一人でも来てくれたらやろうよ」
リハーサルを途中でやめたままのステージ。マイクもない状態。明かりも最小限。ギターケースも起きっぱなし。
そんなステージでお客様の来るのを待った。
あの過酷なそして孤独な時間を抱えたまま多くの人が集まってくれた。愛犬ジョット君もその日だけは客席に連れてきた。
何時も僕らOGsのライブ時は天候や自然の大きな力がのしかかってくる。

舞台を仕事にしていると、泣き言は言ってられない。誰かのせいにして休む訳には行かない。
どんな時でもこの一時を楽しみしてくれてたり、ちょっと息を抜いたり。そんな空間を望んで来てくれる人がいる。
今回も本当にありがたく、ステージの上から感謝の気持ち一杯に歌うことができました。ありがとう。

そんなライブ録音CD「LIVE is Live」も無事発売に漕ぎ着けました。
ライブ会場や街で手売りしてます。
遠方の方はポップコーンOGsのホームページから注文してください。
一枚1500円宜しくお願いしまーす。

http://popcorno-gs.com/contact/index.php
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