数日前に幕を開けた作品、来週から始まる作品。対称的な感じがするけど、僕の中では同じように感じる。
眉間に皺寄せて、相手を探る必要がない。眉間の皺をとれば、同じように心に響いてくる。
薄暗い世界のなかで意味ありげに、大それた事を叫ぶふりするよりも、真実味がある。

薄暗い中、時計の音が時を刻み、トラフィックノイズに現実を見つけ、荒れ果てた大地を感じる。
なんて風景としてとらえた物よりも、明るいなかで、必死に今を見つめてる奴等が好きです。

「君の作る世界観は明るいけど、軽くないね。軽いのにただ暗さを装う若者も多いのに。そんな暗さを好きな人も多いからねー。」
そんな事を言って励ましてくれてた人は今は遠い。

若い人と仕事をして思います。
僕がまだ若かった頃、本当に心から信じて励ましてくれた人がいたことを。

いい年になりました。信じて、一緒にちょいと泥道、遠回りしてもいいんじゃないかってね。

黄金の灰になるわけじゃなし。