地獄の7月も半ば。倒れる訳にはいかないのです。
 こんな話を聞きました。仕事が辛くて朝起きられなくなったり、いろんな過去の出来事で悲しくて立ち上がれなくなって仕事を休む電話をする。ひどいのは、ただ休みたくて休む。
 今の自分の事考えたり悩んだり。悩み疲れて休む。とか。自分が選んだ仕事なのに他人のせいにばかりして、自分を慰める。とにかく軟弱な奴が多い。普通熱が38°位なら現場まではこれるのだ。緊急入院以外は現場には来れる。現場に来て本番やってから入院すればいい。さほどの物でもないのだよ。ちょっと声を荒げてしまった。本当に軟弱男子が増えて来た。
 
 いつも確かな答えを与えられたり、確実にあるのだと思っていたりするみたいだ。答えなんて出てきません。いろんな人に相談したりしても答えなんて出てこない。というか心の中では本当は決まっていたりします。相談の会話はいつも相手が自分の望む言葉を発するまで続きます。
その言葉が出てこない場合は「奴とは気が合わない」なんてレッテルをはったりします。
 まず、同じ考えになることなんてありません。
そして本当の思いはいつもいつも単純で、本当はその場が「心地いいか」ぐらいのことです。

そんな簡単な事を難しく正当かすると疲れます。愚痴をいっぱい言ってる人はきっとその瞬間心地いいのでは。
  だから今僕はこんな地獄の7月がここちいいのです。だから明日もやっていけます。

そして休む事は許されません。僕の手抜き一つが多くの方にご迷惑をかける。これはどの仕事でも同じ。
 本当に疲れはてて眠れぬ夜の何日目かの朝、真っ赤に染まる朝焼けの中に輝く星たちをみた。それは夢だったのかも知れないけれど、その一瞬、なんだか悲しいけれど勇気がわいたのです。